哲学ブログ

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私が過去に哲学にハマった経験から言える哲学理解のスピードを上げる大事なポイント

哲学にハマり心身ともに壊れた経験がある私から言える大事なポイントとは?

まず哲学を極めようとしたい場合、理解が早いのが「悟る」事が不可欠です。悟ってしまえば全てが理解できます。本当に。悟りは険しい道ですが、悟る人は本当に稀ですし、でも、その分のリターンが非常に多い。そして次に大事なポイントはそれを維持していく事です。

今回の記事の大事なポイントとは、哲学を極めたいなら「悟る」事、そして悟っている状態を「維持」していく事になります。

 

私の悟り体験

私は早い時期から、なぜか仙人になりたい願望がありました。世捨て人になってみたい願望があったのです。そして、働き始めてうつ状態になったり、不眠症になったり、生活ができなくなりました。なんとか働いていた時期もありましたが、もうドロップアウトしてホームレスをしていた事もあります。その時期は辛かったけど、充実していました。そして、海を見たり、ひたすら遠くに行った中で、悟り体験があったのです。

朝日の日差しが私の汗を乾かした時に「いのちの体感」があったのです。

悟り体験は個人的体験なので万人には当てはまらず、ひたすら個人の主観によりますが・・・。

 

なぜ悟る事が大事なのか?

偉大な宗教家は、文字を残していません。キリスト教のエッセンスを生み出したイエス、仏教の釈迦、イスラム教のムハンマドなど。私の哲学観では、文字に残すと矛盾が生じ真理を人に伝えられないからだと思います。ひたすら、生の言葉が大事なのですね。

ソクラテスは宗教家ではないですが、文字を残していないですよね。ソクラテスは知っていたと思います。文字に残すと大事な「対話」ができないと。哲学はプラトン以来、対話を重要視しているので、ただ専門用語で語れば良いという訳ではありません。専門用語で相手を煙に巻く事はできるでしょう。しかし、それでは真理を理解できません。

 

悟りを維持する難しさ

私は悟った事はあります、が、今はただの凡人で悟った状態から落ちてしまいました。悟りを維持できたのは、一年未満でした。悟りを維持するのは、かなーり難しいのです。今書いている悟り体験の記事も昔の記憶を思い出して書いていますので、失敗体験としては有益かなと思います。しかし、過去と言えど悟った哲学者としては説得力に欠けますね。悟るともっと頭がクリアになるのですが、今は欲望やエゴで頭が曇っております。

悟りを維持する方法としては心を清浄に保つ、肉体の解放でしょうか? 私はそうしておけばもう少し長く悟りを維持できたでしょう。私の自己流としては冬でも水を浴びていましたね(笑)しかし、それだけではダメでした。あと大事な事はちゃんとした師につくことが正しい悟りを得る事と、悟りを維持できる秘訣です。

 

正直、哲学は危険な行為です

哲学は自分自身を破壊して新しい自分を再構築する行為ですので・・・。悟った経験があるならば哲学の理解スピードはとんでもない速さで進みます。私の失敗談を活かして、悟り体験を獲得し、それを長く維持すれば哲学人生が充実したものになるでしょう。私もまた悟っていかねば(笑)